いよいよ自毛植毛手術当日です。
それでは先出しで今回の自毛植毛手術の内容をまとめておきます。
クリニック | アイランドタワークリニック |
植毛方法 | i-Direct(FUE) |
株数 | 1500株 |
費用 | 約150万円 |
施術日 | 2015年夏 |

私が自毛植毛手術を受ける「アイランドタワークリニック」での自毛植毛手術当日の流れは以下の通りです。
- ドクターとカウンセリング
- ドナー採取
- ホールの作成
- 移植
ザックリと分ければこの4工程で進みます。
目次
ドクター(担当医)とのカウンセリング
午前10時にアイランドタワークリニック名古屋院へ向かい、到着後、少し心を落ち付かせてから手術待合室へ移動。そこで手術着に着替え、ドクター(担当医)とカウンセリングを行いました。
ここで初めてドクターとの顔合わせです。
「生え際のライン」「植毛する株数」などを予算と折り合いをつけながら話し合い、決めていきます。自毛植毛に関することを確認も兼ねて説明されるのでだいたい小一時間話し合い、施術となりました。
とにかくこのドクターとのカウンセリングが超重要なので時間をかけ、納得できるまで話し合うのがいいと思います。ドクターもそう言っていたのでここは遠慮する必要はありません。
カウンセリング時に「1000~1500株くらいになる」と聞いていましたが、私の場合MAXまで密度を高めたいなら1500株が適切ということで1500株に決定です!

逆にこれ以上は既存の髪がショックロスの影響などにより抜ける可能性が高まり、デメリットの方が大きくなるらしく必要ないとのことでした。
参考:ショックロスとは?
個人的に薄く感じていた頭頂部付近は移植するほど細い毛でもなく植毛の必要はないとのことでした。

ここですね。
植毛はあくまでも私の生え際のような20%~30%の密度に対して行うべきもので100%の状態でなくても50%以上、それこそ80%くらいのまだまだ元気な箇所にはやらないとのことでした。
ドクターと一緒に移植範囲を決めていきます
ドクターと生え際のデザインを考えるときに生まれて初めて気付いたのですが自分の頭は結構歪んでいてラインを作るのに苦戦しました。笑
下からみると右上がり、上から見ると右下がり、正面から見ると真っすぐというなんとも判断しづらい形状で(ちょっと何言ってるかわからないですね…)ドクターと話し合いながら何度もライン調整をしつつ、ベストなラインを探しました。
意外と自分のおでこをまじまじと見てみると結構歪な形をしているものですね。もしかしたらこれは私だけではないかもしれませんね。笑



一応イメージとしてこのライン内(ライン上含む個所)に植毛していく感じです。画質が悪くてすみません。
植毛時の髪型について話し合い
続いて植毛時の髪型についても話し合います。長さを残したまま植毛するのか、坊主にして植毛するのかですね。
私が自毛植毛をした「アイランドタワークリニック」には「刈らないドナー採取方法(刈らないDirect)」もありますが基本的にはドナー採取部(後頭部)は1mmに刈って採取する方法がスタンダードです。
私は自営業ということもあってある程度スケジュールに融通が利くので「坊主でいいや!」ってことで全体は3mmの坊主にして、採取部は1mmでいくことに決まりました!
こうしてドクターとのカウンセリングを終え、その30分後くらいから自毛植毛手術開始です。
ちなみに見事にこの間にお腹の調子が悪化し数分間トイレにこもっていました。これは緊張から来るやつですね…。胃に自信がない人は胃薬必須です。私の場合過敏性腸症候群の気があるんですけどね(自称ですが)。
いよいよ自毛植毛手術開始!
まずは血圧や心電図を測り、続いて女性3人がかりで髪の毛をバリカンでカットしていきます。
手術時の髪型としては採取部1mm、採取部周辺は馴染ませるために2mm、頭頂部付近は3mmという形で落ち着きました。
ちなみに私の場合この女性看護師3人+ドクターの計4人での手術です。移植株数が増えると看護師が増えるという感じですね。
気が付いたらドナー採取が終わっていました
その後、精神安定剤(?)を1錠飲み、写真を撮り、台にうつ伏せになり、麻酔や抗生物質を打ちドナー採取に入ります。
ドクターとのカウンセリング時に麻酔は20数本打つと聞いていました(移植部周辺に局所麻酔を打つため範囲が広い人ほど多くなるはずです)が、私は2つ目の注射(確か筋肉注射の麻酔)を打たれた時点で眠りに落ち、気がつけば15時半、これから採取したドナーを移植するだけの状態まで進んでいました。

「麻酔の注射が痛い」と言う声も聞いていましたが、私的には「ちょっと痛い」そんな感じでした。もちろん痛みは人それぞれだとは思いますが耐えられないほどの痛みではないのでここは我慢しかないですね。
精神安定剤の服用もあってか局所麻酔でもすぐに眠くなってくるので人によっては私のように「気がついたら施術が終わっていた」ということも十分にあると思います。
本当に「いつの間に採取したんだ?」というくらいこの時の記憶がありません。ある意味、注射の恐怖を全く感じていない点は幸せかもしれません。
ホールの作成&移植の工程に進みます
お昼を過ぎていましたがお腹は減っていなかったので一度トイレ休憩だけ挟んで、すぐに移植開始です。
あとはミスチルのライブ映像を見ながらただひたすらに終わるのを待った感じでした。
最初のうちはウトウトしていたので時間の経過も早かったのですが移植も中盤に差し掛かった頃には麻酔も切れてきて、眠気はなくなり、ちょいちょい痛みを感じたり、麻酔を追加したり、そんなこんなで18時30分頃に施術終了でした。
だいたいですが手術時間は覚えている範囲で12時頃から18時半頃までの約6時間半ですね。クリニックを出たのは19時頃です。手術時間はだいたい5~7時間と聞いていたのでピッタリそれくらいでした。
自毛植毛手術直後、当日の夜はこんな感じです
仕上がりはこんな感じです。(ホテルにて)

包帯ぐるぐるでわかりません。
一応、施術後に鏡で頭皮を確認し、クリニック側が写真を撮っていましたがその後すぐに包帯を巻いたので施術後の写真はありません。この包帯にニット帽を被ってホテルに帰宅した感じです。

ニット帽で電車に乗りたくなかったのでホテルはクリニックに予約してもらった徒歩5分くらいのところに泊まり、明日11時に包帯を取りに行ってきます。
自毛植毛当日の流れはこんな感じでした。
私はアイランドタワークリニック名古屋院での施術でしたが、他のクリニックも流れはさほど変わらないのではないかと思います。
今はホテルでこの記事を書いていますが「痛い」というほどの痛みはなく、力んだりするとちょっとズキズキする程度の痛みです。それほど痛みはなかったですが処方された薬は一応飲んでおきました。
自毛植毛手術を受けた感想としては、ただただ暇でした。ほぼ寝ていたのであまり記憶はないですが覚醒してからは動けなくてしんどかったのが一番ですね。
手術で疲れているものの包帯でなんとも寝にくい夜になりそうです。今日は微妙に痛む感じですね。では、また明日包帯を外した写真でも紹介します。お楽しみに。私が一番楽しみです。