自毛植毛にはどんなメリット・デメリットがあるのか?一般的に言われているメリット・デメリットに加え、実際に自毛植毛を体験して1年が経過して思うメリット・デメリットについて体験談を交えて紹介します。

自毛植毛のメリット

  • 高い生着率
  • メンテナンスフリーの髪の毛
  • 自然な仕上がり
  • 効果が早い
  • 拒絶反応がない
  • 実際に自毛植毛を体験して感じたメリット

高い生着率

現代の自毛植毛技術は高く、移植した毛髪の95%前後は生着すると言われています。つまり、移植した毛髪のほとんどがしっかりと定着し、今後AGA(男性型脱毛症)の影響を受けない強い髪の毛として生え続けます。

施術をすればほぼ確実に生えてくるとても確実性の高い薄毛治療法です。

メンテナンスフリー

自毛植毛はAGAの影響を受けない後頭部や側頭部の毛髪を採取、移植します。そのため、生着後は植えた場所に関係なくAGAの影響を受けることはなく、生涯メンテナンスの必要がない太く力強い髪の毛が生え続けます。

自然な仕上がり

選択する施術方法や担当する医師の腕にもよりますが、FUE法やFUT法などの毛包単位移植は毛包を一株ずつ丁寧に植え付けていくため、毛流れや密度など全体のバランスが取れた綺麗で自然な仕上がりを実現できます。

効果が早い

施術を受ければ95%程度が生着する確実性の高い薄毛治療法で、ほぼ確実に生えてくるのが自毛植毛のメリットでもあります。そのため、施術3ヶ月前後で効果が見え始めます。最初に我慢の時期が必要ですが他の薄毛治療と比べ、曖昧な変化ではなく、目に見えて変化がわかる方法で、効果はしっかりと実感できます。

拒絶反応がない

自毛植毛は自分の毛髪を移植するため、拒絶反応が起こることはありません。その結果が95%を誇る高い生着率として表れており、施術をすればほぼ確実に生えてくる確実性の高い薄毛治療法と言われる所以(ゆえん)です。

実際に自毛植毛を体験して感じたメリット

コンプレックスが解消できる

細かいことを言えば色々ありますが、一言でまとめてしまえば「コンプレックスの解消」これに尽きます。

薄毛が進行すると周りにバレたくないがために、友達付き合いが疎遠になったり、雨や風を人並み以上に気にするようになります。何をするにも髪の毛が気になってしまったり、薄毛を隠したいがために常に帽子を被るようになったり、オシャレにも鈍感になっていく・・・これは私自身がそうだったのですが、髪の毛が増えることで少なからず以前よりは堂々といられるようになりました。

これは薄毛と言うコンプレックスが解消できたからだと感じています。もちろん薄毛対策や改善を行っている人はコンプレックスの解消を目的に行っていると思いますが、育毛剤などの薄毛治療は効果に個人差があって、効果の効きは非常に曖昧です。少なくとも私は維持(防御的な効果)はあっても増やす(攻撃的な効果)はないと感じています。

その点で施術をすればほぼ確実に生える自毛植毛は効果をしっかりと感じられるのでコンプレックスの素早い解消に向いています。薄毛治療の最後の手段とも言われますが、そう言われる通り、確実な効果が得られる方法だと思います。

コンプレックスの解消がもたらすのは自信などで、恋人作りや遊びなどに積極的になれました。

自毛植毛のデメリット

  • 高額な治療費(保険が利かない)
  • 既存の毛髪はメンテナンスが必要
  • 施術後一週間はバレやすい
  • ショックロスの可能性
  • 後頭部の傷跡
  • 移植株数に限界がある
  • 術中の痛み
  • 外科手術という恐怖
  • 実際に自毛植毛を体験して感じたデメリット

高額な治療費(保険が利かない)

自毛植毛は保険適用外治療なので保険は利かず、全額自費負担になります。高額な医療費は患者の大きな負担になるため、気軽に手を出しにくい治療法と言えます。

既存の毛髪はメンテナンスが必要

移植毛(移植した毛髪)に関して言えばメンテナンスフリーの強い髪の毛が生え続けますが、移植に関係のない元から生えている毛髪(既存毛)は移植毛と違い、施術後であってもAGAの影響を受け続けます。移植毛はメンテナンスが必要ありませんが、既存毛はメンテナンスが必要です。

施術後一週間はバレやすい

自毛植毛は外科手術なので施術後は元の生活に戻るまでのダウンタイムが必要です。治癒にかかる時間自体は3~4日程度で1週間あれば元の生活に戻れますが、選択する施術方法によっては後頭部を広範囲に渡り刈り込むため、数週間から数ヶ月の間のバレ対策が必要になります。

参照:自毛植毛をバレずに受けるには?

ショックロス

自毛植毛は「手術の影響による術後の脱毛症状」があり、これをショックロスと言います。ショックロスはあくまでも一時的な脱毛で、一度抜け落ちてもその後通常のヘアサイクルに戻り、抜けた毛髪は生えてきます。ショックロスの度合いには個人差がありますが一般的に10~15%程度の脱毛が起こると言われており、施術後は一時的に髪の毛が薄くなる可能性があります。

参照:低出力レーザーの植毛・ショックロスへの効果と有効性

後頭部の傷跡

選択する施術方法にもよりますが、FUT法などのいわゆる切る自毛植毛は後頭部に一文字の傷跡が残ります。しかし、近年ではFUT法などの切る自毛植毛であってもトリコフィティック縫合法など傷跡を残さない縫合方法があり、それほど気にするところではなくなってきています。ただし、少なくとも後頭部に手を加えるという意味ではデメリットになると思います。

移植株数に限界がある

自毛植毛は後頭部や側頭部の毛包を移植させる、いわば植え替え(移動)の施術です。移植元の毛髪がなくなれば施術は不可能となります。そのため、移植株数には限りがあり、通常6,000株(12,000本)程度と言われており、一般的な自毛植毛の限界値となります。

今後はiPS細胞などによる毛包を作り出す再生医療が期待されています。
参照:薄毛治療の最先端!iPS細胞による毛髪再生医療と植毛の未来

術中・術後の痛み

自毛植毛は外科手術なので当然痛みが伴います。術中は麻酔を使用するため、痛みは最初の麻酔の注射くらいですが、術後はしばらくの間(1週間程度)軽い痛みが続く場合もあります。クリニックから処方される痛み止めを服用し、痛みをしのぐ必要があります。また、FUE法よりもFUT法などの切る自毛植毛の方が術後の痛みは強いと言われています。

外科手術という恐怖

自毛植毛は外科手術です。外科手術なので当然頭皮に手を加えることになり、ある意味で後戻りのできない薄毛治療法でもあります。その点はよく理解して施術に臨む必要があります。手術と聞くとどうしても不安で恐怖を感じますが、効果は非常に高いのでそこを信じて受ける他ありません。

実際に自毛植毛を体験して感じたデメリット

  • 生えてくるまでの期間のバレの心配
  • 本当に生えてくるのか?という不安

生えてくるまでの期間のバレの心配

自毛植毛は比較的効果が現れるまでの時間は早い薄毛治療法ですが、移植した毛髪が育つ(伸びる)までには通常の髪の毛が伸びるのと同じだけの時間が必要になります。髪の毛が生え揃うまでの期間に植毛がバレてしまうのではないかという心配はありました。

私は坊主で施術を受けたので移植箇所を隠す髪がなく、さらけ出した状態だったので余計に心配でした。なので自毛植毛は坊主で受けない方がおすすめです。ただ、仮に坊主で受けたとしても少し髪が伸びれば増毛剤(ふりかけ)で薄い箇所はカバーできるのでおすすめです。
参照:術後7週目:増毛剤(ふりかけ)で薄毛隠しできるかも!?

本当に生えてくるのか?という不安

自毛植毛手術から1年以上が経過した今であれば、生えてくるから大丈夫と思えますが、施術後は本当に生えてくるのか?という不安はありました。高いお金を払っているのもそうですし、育毛剤でも効果がなかった私にとっては最後の手段でもありました。

ここは経過を見守ることしかできないので不安に感じやすい部分だと思います。

まとめ

一般的に言われる、メリット・デメリットはやってみると必ずしもそうだとは感じませんでした。

一般的なデメリットで紹介したデメリットは自毛植毛のデメリットではありますが、私はどれも「髪が生える」ことと比べれば大したデメリットではないと感じました。薄毛に悩んでいる人は特に「髪の毛が生えるなら何でもする」という人も多いと思いますが、私自身もそうで髪の毛が生えた今は自毛植毛にデメリットなんてなかったとさえ思えます。もう少し早くやってればよかったと思うほどです。

結局のところはメリットとデメリットを比較し、どちらが自分にとって利益になるかの話なのでデメリットが大きいと感じる方は他の薄毛治療法を選択するのが良いと思いますし、メリットの方が大きいと感じるのであれば自毛植毛は最良の薄毛治療法となるはずです。

自毛植毛はよく最後の手段と言われますが、最後の手段と言われるだけあってその効果は確かだと実体験からも思います。ただし、最後の手段は決して最後に取る必要もないので早く、そして確実に薄毛を解消したい方にはメリットの大きい方法です。