植毛は外科手術なので、どうしても「痛い」「怖い」というイメージがつきまといます。施術中は局所麻酔により、痛みを感じることはなく、場合によっては最初の数本の麻酔注射で眠りに落ちます。そのため、自毛植毛の「痛い」は主に術後の話になります。

現在主流となっている自毛植毛の施術方法にも大きく2種類があり「FUE法(切らない自毛植毛)」と「FUT法(切る自毛植毛)」があります。このうちの切らない自毛植毛でもあるFUE法はFUT法に比べ痛みは少ないと言われています。

ここでは切らない自毛植毛でもあるFUE法での施術にこだわりたい方に向けたおすすめの植毛クリニックをランキングで紹介します。

FUE法の施術を行うクリニックをメインに、その他、実績(症例数)や費用、刈らないFUE法の有無などを参考にランキングで紹介します。

FUE(切らない自毛植毛)植毛クリニックランキング

アスク井上クリニック

アスク井上クリニック

FUE法を知り尽くした井上医師が院長を務めるアスク井上クリニックでは従来のFUE法「i-SAFE」に加え、刈らないFUE法でもある「アンシェーブンi-SAFE」も執り行っています。費用もFUE法にしては控えめで、高い技術力のもと、植毛手術を安く受けることができます。

アイランドタワークリニック

アイランドタワークリニック

アスク井上クリニック同様、通常のFUE法「i-direct」と刈らないFUE法「刈らないdirect」の二つのFUE法を選択することができます。FUE法をメインに執り行うアイランドタワークリニックは日本一の症例数を誇り、日本で一番FUE法の施術を行っているクリニックとも言えます。

親和クリニック

親和クリニック

親和クリニック独自のFUE法「MIRAI法」に加え、刈らないFUE法でもある「NC-MIRAI法」も選択可能です。また、どうしても植毛が怖いという方には全身麻酔の選択も可能です。全身麻酔は確実に寝落ちするので「痛み」「怖さ」への恐怖心は完全に消せますが体への負担も大きいので医師とよく相談して決める必要があります。

ロボットよりも人の手

近年のFUE法には完全に人の手によって行う施術と植毛手術の一部工程をロボットに任せる施術があります。代表的な植毛ロボットには「ARTAS(アルタス)」があり、日本のAGAルネッサンスクリニックはARTAS植毛の症例数で世界一を誇ります。

ロボットは=(イコール)ハイテクのイメージもあり、何となく人の手よりもロボットの方が正確で丁寧に思ってしまうものですが、実際はそうではありません。

  • パンチ穴が太い(1.25mm~1.75mm)
  • 切断率が高い(7%程度)
  • 良くも悪くも画一的な施術(医師の腕・経験に関係なく治療が可能)

こういった点も指摘されています。

また、ロボットなのでスピードが早いと言われていますが、熟練した技術を持つ医師であればARTASと同等以上の採取スピードがあり、ARTASのメリットは費用の面のみとも言えます。ただし、この費用が安いのは高い自毛植毛手術において大きなメリットになるのは間違いありません。

ヨコ美クリニックの今川医師も

ロボットのメリットといえば延々続く疲れる単純な作業をロボットが肩代わりにしてくれることです。これは導入する側のメリットで受ける方のメリットは見当たりません。
参照:FUEのアルタスシステムについて

と話されています。

実際に私が施術を受けたクリニックでも植毛ロボット(ARTAS)の導入は検討したようですが、手作業による施術が最善という答えに行きついたと話しておられました。採取に使うパンチの径も大きくまだ改善の余地があるようです。

「毛根切断率がFUEに熟練した医師同等かそれ以上」「植え付け作業もできる」のであれば「あり」ですが、少なくとも現段階では最善の方法ではなく、一流の医師、またはクリニックでの手作業による施術が最善と言えそうです。

現状のロボット植毛は経験不足のクリニックがそれを補うために導入しているとも取ることができそうです。

FUE(切らない自毛植毛)には刈らない自毛植毛もある

FUE(切らない自毛植毛)は後頭部をメスで切開せずに、専用のパンチなどを使い、毛包を一つ一つくり抜き採取する方法ですが、FUE法は採取時に移植株数(本数)に応じて後頭部の髪の毛を大きく(広範囲に)刈り込む(短くする)必要があります。

そのため、施術後はどうしても後頭部が刈り込みによって短くなり(1mm程度)、「後頭部だけ坊主」のような不自然な髪型になりやすくなります。ツーブロックなど髪型でごまかすことはできないことはないまでも、施術後3~4日程度は出血などもあり、目立ちやすくバレ対策も難しくなります。

後頭部:植毛手術術後7日目
参考:自毛植毛1週間後の後頭部

その点で「刈らない自毛植毛」は方法自体はFUE法と同じ毛包を一つ一つくり抜く施術方法ですが、一つ一つ移植する毛包(毛髪)のみを短くカットし、採取します。つまり、全体を刈り込まずに移植する毛包(から生える髪の毛)だけをカットするという方法になります。

当然ですが、手間のかかるFUE法に比べても、さらに手間のかかる方法になるのでFUE法以上に費用が高くなります。しかし、どの植毛方法よりも植毛したことがバレにくい方法になります。

「FUE法をなぜ選ぶのか」によっても変わりますが「バレたくない」という点に重きを置く方は「バレにくい方法ランキング」でも紹介している刈らない自毛植毛を検討してみるのもおすすめです。